私たち株式会社之空は、アメリカ、イギリスそしてAPAC地域にて培った様々な経験をもとに、異文化間や国際ビジネス間で生じるギャップを見極め、シンプルでありながらも効果的な解決策を提供するエキスパートです。
グローバルな環境においてクライアント組織が持つ様々な課題にソリューションの架け橋をかける
「個別デザイン型=ビスポーク」マネジメントコンサルティングで、
クライアント様のパートナーとして組織に真のイノベーションをもたらし、
複雑な変化をともなう組織の変革を実現させ、競争力を高めワンランク上の組織となることをサポートいたします。
私は日系3世としてアメリカ・サンフランシスコで育ちました。
自立心の強い子どもだった私は10代の早い段階から働き始め、免許も取る前に15歳で車を買うほどの車好きの少年でした。
その後好きが高じて車のカスタムショップを19歳で立ち上げ、大学生&企業家の二束のわらじを履く学生生活を送りました。
これが私の初めての「企業」経験となります。
そして大学卒業後、自分自身のルーツでもある日本に渡りました。
アジア系アメリカ人としてのアメリカでの生活はマイノリティとして決して簡単なものではありませんでしたが、90年代の日本での経験に比べればマシなほうだったといえます。
日系ではあるものの私の家庭内言語は英語だったため、当然のことながら日本語は話せません。
そしてそれに加えて「日本ではみんな英語を話せる」ものと信じ込んでいました。
また私の外見もいわゆる、青い目とブロンドをもった「外人」ではなかったため、
日本語を話せない日本人というまた別の疎外感も生まれました。
アメリカではよそ者の日系アメリカ人として、自身のルーツである日本では日本語を話せない外国人として受ける差別。
差別は私の人生の一部であり続け、その様な現実から逃げることなく一つ一つ乗り越えていく日々でした。
そのような日々の中、日本でしっかりと生活を成り立たせていきたいのであれば、言葉と文化を学ばなければいけないと気づきました。
そして自分にとっての不利益やマイナス要因は、後々自分のかけがえのない強みに変化していくことも学びました。
私がこれまで得てきた経験は、私の持つポジティブな部分、マイナスな部分、その両方からベストをつかみ取る力を鍛えてくれたと思っています。
昨今では皆が「グローバル」であることの重要性を口にします。
グローバルとは何なのでしょうか。私はいまだこの問いに対して明確に説明をできる人にお会いしたことがありません。
たった一つ自信を持って言えることは、私自身が「グローバルシチズン」そのものだという事です。
来日後、英会話講師・トレーナーなどの経験を経て、大手語学サービス学校の北米代表としてアメリカに帰国しました。
北米では数年間過ごしましたが、満を持して日本で独立し、その後は様々な分野の外資系企業様において経営に携わらせていただき、個人レベルを超えて組織レベルでもやはり国や出身が違えば様々なギャップが生まれ、それを乗り越える必要があるという事を経験しました。
このような経験が、私が現在企業した原動力となっています。
グローバルな環境の中でビジネスを進めていくクライアント様が、国家間・異文化間で生じる様々な障壁やギャップを見極めるお手伝いをさせて頂き、それらに対しソリューションという橋を架けていくこと。それが私の仕事です。
これまでの経験から、常に変化し続けるグローバルな環境×様々なサービス、そしてその先に広がる市場・顧客を見据えてのビジネス展開には、常に環境や社会、そして人の「変化」を受入れ「適応」し、組織そのものを「アップグレード」することが成功のカギであるという結論に達しました。
また自国以外の国々で、もしくはマルチナショナルな社員と共に成功していくためには、語学力はもちろんのこと、国家間で異なる文化や考え方の違いを理解し、きちんと受け止め、組織そのものが真のグローバルシチズンになることが必須であるということも痛感しました。
また、現実の世界では、ビジネス上で生じる個々の問題点に対し、ワンパターン/一辺倒な手法(cookie cutter solution)ですべてを解決することは不可能です。
そして何が正しい、もしくは間違っている、というように簡単に済ませられるということもないでしょう。
だからこそ、成功する組織というのは自ら立てたゴールを絶対に見失わず、そして結果的にそれが正しい経営判断への道筋となり成功していくという事になります。
株式会社之空では、そのように経営がぶれることなくゴールに到達するための課題や組織変革に対してのソリューションを提供しています。
ぜひ御社の持つ課題に関してお話をお聞かせください。
代表取締役CEO 上原 ケイシー トーマス